予防歯科とは?

プロケア セルフケア

予防歯科とは、ムシ歯などになってからの治療ではなく、なる前の予防を大切にすることです。
歯とお口の健康を積極的に守るため、歯科医院などでの「プロフェッショナルケア」(略称「プロケア」)と、歯科医や歯科衛生士の指導に基づいた毎日の「セルフケア」の両方で、「予防歯科」を実践しましょう。そのためにも、歯科医院での定期的な健診が大切です。

生涯を通じて健康な歯でいるために、
「予防歯科」をはじめましょう。

鶴見大学教授/鶴見大学歯学部附属病院 病院長 歯学博士 朝田労信

鶴見大学教授/鶴見大学歯学部附属病院
歯学博士 朝田芳信

小児歯科学や口腔保健・育成系歯学を主な研究分野として取り組む。
現在は公益社団法人日本小児歯科学会 常務理事および日本学術会議 歯学委員会委員 健康・スポーツ科学分科会委員。
著書に「0歳からの口腔育成」(中央公論新社)、「小児の口腔科学」(学建書院)など。

小児歯科学や口腔保健・育成系歯学を主な研究分野として取り組む。
現在は公益社団法人日本小児歯科学会 常務理事および日本学術会議 歯学委員会委員 健康・スポーツ科学分科会委員。
著書に「0歳からの口腔育成」(中央公論新社)、「小児の口腔科学」(学建書院)など。

近年、歯と口腔の健康が及ぼす全身への影響について数多くの報告があり、口腔の健康を保持増進することが健康寿命の延伸に繋がることがわかってきました。
改めて「予防歯科」の重要性が注目されています。
「予防歯科」の基本は、歯が生えはじめた時から歯の健康を考え、正しい口腔衛生習慣を身につけることです。
歯を失うと生活の質(QOL)が下がります。そうならないためにも、正しい知識を身につけ、
歯科医師や歯科衛生士と一緒に歯とお口の健康づくりを実践することが大切です。
子どもの頃から予防歯科を実践することで、ムシ歯や歯周病のリスクを減らせるだけではなく、口腔機能の維持向上にも繋がるのです。
一生、健康な歯とお口でいるために、「予防歯科」をはじめましょう。