9~12才の歯のお悩み
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歯並びが悪いのは見た目だけの問題?健康に悪影響がないなら、放っておいて大丈夫でしょうか?
歯並びは見た目だけの問題ではありません。歯並びが悪いと、汚れが残りやすくハブラシも届きにくいため、ムシ歯や歯周病のリスクが高まります。さらに、「食べ物をうまく噛めない」、「正しい発音がしにくく、言葉がはっきりしない」などの、影響が出てしまうこともありますので、歯並びの悪い部分は、丁寧にみがくことを心がけてください。気になる場合は、歯科医院で一度ご相談されるといいでしょう。
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治療した歯がまたムシ歯になってしまいました。どうして同じ歯がムシ歯になるのでしょうか?
一度ムシ歯になったということは、それだけムシ歯リスクが高い証拠です。お子さまの歯並びや歯の形、歯みがきのクセによるみがき残しなどが原因で、歯垢(プラーク)がたまってムシ歯になりやすい歯だと考えられます。ですから、いい加減な歯みがきをしていると、充填した詰め物のまわりに歯垢(プラーク)が付着し、再度ムシ歯になってしまいます。治療済みだからと油断していたら、気づいたときには、驚くほどムシ歯が進行していたなんてケースもあります。治療した歯は、今まで以上に丁寧なケアを心がけてください。
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小学校の高学年は、大人向けのハミガキ剤を使っても大丈夫ですか?
大人向け・子ども向けどちらを使用しても構いませんが、お子さまの好みに合わせて作られた子ども向けのハミガキ剤を使う事をお奨めします。塩の粒が入っているものやミントの刺激が強いものは、好みに合わず歯みがきが嫌いになってしまう場合もありますので様子を見ながら使わせてください。フッ素入りハミガキ剤を使うことで、ムシ歯リスクはかなり軽減されますのでムシ歯予防のためにフッ素が配合されたハミガキ剤を選びましょう。
クリニカには、小学校高学年から中学生向けのハミガキ剤があります。天然ミント配合の辛くないミント香味が特長で、これまでフルーツ香味を利用していたお子さまでも無理なくミント香味に移行できる商品です。
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デンタルフロスは、使った方がいいと聞きますが、小学生から使ってもいいのですか?
歯と歯の間など、ハブラシの毛先が届きにくい部分の汚れを落とすには、デンタルフロスが適しています。小学生でもぜひ使ってみましょう。デンタルフロスには、ホルダー付きとロールタイプがあります。ホルダーがY字型のタイプは挿入しにくい奥歯の歯間にもラクに入って歯垢(プラーク)を落とせるので、初めてお使いの方にもお奨めです。
一日一回、時間に余裕のあるときに、デンタルフロスを使いましょう。