歯の輝きとツヤのカギは「歯の密度」
輝きやツヤのある白い歯を保つためには、歯垢(プラーク)やステイン(着色汚れ)を除去するだけでなく、歯のエナメル質の密度を高く保つことが大切です。
歯にも“密度”があるの?
歯にも密度があります
骨には密度があることは広く知られていますが、歯にも同様に密度があります。
歯を覆っているエナメル質は半透明の組織で、内部の密度によって輝きやツヤが異なって見えてしまいます。口の中に存在するむし歯の原因菌(ミュータンス菌)が作る酸が歯のカルシウムを溶かし、図のようにエナメル質の表層が低密度化します。
歯の輝き、ツヤの仕組み
健康的で白く美しい歯は、表面がなめらかで、エナメル質内部の密度も高いため、ツヤがあり輝いて見えます。
しかし、歯垢(プラーク)が作り出す酸によって歯が溶かされると、なめらかだった表面は次第に「でこぼこ」し、エナメル質の内部の密度も低下していきます。この状態になると、透明感を失って歯はくすんで見えてしまいます。
密度にも、フッ素配合ハミガキが有効
健康的でつややかな歯の決め手となる、歯の密度。この密度を高めることにも、エナメル質の再石灰化を促進するフッ素※が活躍してくれます。
フッ素配合ハミガキ剤でエナメル質の再石灰化を促進し歯の密度を高めて健康的な強い歯を目指しましょう。
※本ページでは、フッ化物、フッ素化合物を「フッ素」と表現しています。