ステインや歯の汚れ
「ステイン(着色汚れ)」は、お茶やコーヒーに含まれる色素(主にタンニン)やタバコのヤニ(ニコチン、タール)などが、歯の表面に付着してできる、歯の汚れです。時間の経過とともに歯に固着し、落ちにくくなります。そのため、飲食後は歯磨きで予防することが大切です。
ステインの原因とケア
ステインはどうやって作られる?
歯のエナメル質の表面は、ペリクルという薄い膜で覆われています。この膜に、紅茶、緑茶、コーヒーに含まれるタンニンやタバコのヤニなどが付着してステイン(着色汚れ)になります。
ステインの予防方法とケア
ステイン(着色汚れ)の原因となる色素やタバコのヤニなどは、日々の生活の中で少しずつ蓄積されていきます。
特にタバコのヤニの成分であるニコチンやタールは褐色に変化する上、唾液中のカルシウムなどと結びついて歯に固着し、黄ばみやくすみにつながります。
しかし、固着するまでには何日もかかるので、毎日正しい歯磨きをしていれば、黄ばみやくすみを防ぐことができます。
ステイン除去に効果的なハミガキ剤で、歯垢(プラーク)が残りやすい歯と歯の間や歯列のくぼみなどを、工夫して歯磨きしましょう。