正しい歯のみがき方
ムシ歯を防ぐには、歯みがきで歯垢(プラーク)をしっかりと取り除くことが大切です。
歯みがき方法の基本と工夫
歯みがきの基本
1か所を20回以上、歯並びに合わせて歯みがきしましょう。次の3つのポイントに注意することが大切です。
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- 毛先を歯の面にあてる
ハブラシの毛先を歯と歯ぐき(歯肉)の境目、歯と歯の間に、きちんとあてる
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- 軽い力で動かす
ハブラシの毛先が広がらない程度です
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- 小刻みに動かす
5~10mmの幅を目安に小刻みに動かし、1~2本ずつみがく
歯みがきの工夫
「歯みがきの基本」を守りながら、ハブラシが届きにくい歯も、工夫して丁寧に歯みがきしましょう。
正しい歯みがきのポイント
歯垢(プラーク)をしっかりと取り除くことが必要
歯垢(プラーク)は生きた細菌のかたまりで、ムシ歯・歯周病などの原因となります。乳白色で歯と同じような色をしており、舌で触るとザラザラした感触があれば、それは歯垢(プラーク)です。
歯垢(プラーク)は、水に溶けにくく粘着性があるため歯の表面に付着し、うがいでは取り除くことができません。
歯みがきの目的は、この歯垢(プラーク)を取り除いてムシ歯や歯周病などにならないようにすることです。
「食べたら歯みがき」の習慣を!
歯みがきのアイテム選びも重要
フッ素配合ハミガキ剤で、再石灰化を促進
ハミガキ剤は歯の再石灰化を促す「フッ素※」を配合したものがおすすめです。
フッ素配合ハミガキ剤は、歯垢(プラーク)の除去だけでなく、再石灰化により、酸で溶けた成分を歯に戻して修復してくれます。
※本ページでは、フッ化物、フッ素化合物を「フッ素」と表現しています。