実践しよう! 予防歯科

実践しよう! 予防歯科

お悩みに合わせて、自分に合った予防歯科を実践しよう!お悩みに合わせて、自分に合った予防歯科を実践しよう!

3つのポイント

  • point1 フッ素を歯に残す
  • point2 歯垢を落とす
  • point3 細菌を増やさない
フッ素を歯に残す 歯垢を落とす 細菌を増やさない
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  • point1 フッ素を歯に残すpoint1 フッ素を歯に残す

    歯の再石灰化を促し、ムシ歯を防ぐ効果があるフッ素。そのポイントは「お口の中に長く留める」こと!

  • point2 歯垢を落とす point2 歯垢を落とす

    歯垢は、ムシ歯や口臭の原因になる細菌のかたまり。歯のすき間や奥歯の奥まで残さず落とすアイテム選びが重要!

  • point3 細菌を増やさない point3 細菌を増やさない

    細菌はお口の中で増殖し、ムシ歯の原因となる歯垢を生成。増殖を抑えるためには、殺菌に加えて"抗菌"が重要です!

お悩みに合わせて、自分に合った予防歯科を実践しよう!お悩みに合わせて、自分に合った予防歯科を実践しよう!

予防歯科 Q&A

A A実は約8割の人にみがき残しが!20・30代は特に注意

毎日きちんと歯をみがいているから自分は大丈夫—— 。そんな思い込みをしていませんか?
「歯みがきに自信がある」と回答した100人を対象にした調査によると、約8割もの人は、歯と歯ぐきの間にみがき残しがあることがわかりました(図1)。年代別にみると、20・30代が最もみがけていません(図2)。ちなみに、20代は成人のなかで歯科受診率が最も低いこともわかっています(厚生労働省「平成23年患者調査の概況」)。自分でしっかりケアしているつもりでも、実は不十分である場合が多いのです。

(図1)「歯みがきに自信あり」と答えた人の歯垢*の付着状態*歯と歯ぐきの間の歯垢

(図1)「歯みがきに自信あり」と答えた人の歯垢*の付着状態 *歯と歯ぐきの間の歯垢

※図1・2共に、自己申告で歯みがきに自信ありと回答した人を対象に調査(n=100)/日本口腔衛生学会 2015年

(図2)年代別にみる歯垢*の付着状態

(図2)年代別にみる歯垢*の付着状態

※図1・2共に、自己申告で歯みがきに自信ありと回答した人を対象に調査 (n=100)/日本口腔衛生学会 2015年

AA歯と歯の間などハブラシが届きにくい部分です

とくに歯垢(プラーク)が残りやすいのは、「歯と歯の間」「歯と歯ぐきの境目」「奥歯の奥」などです(図3)。

また「歯並びの悪いところ」、とくに歯が重なって生えている「叢生(そうせい)」の部分は要注意。最近は歯並びの悪い人が多く、日本人の約4割に叢生があります(厚生労働省「平成23年歯科疾患実態調査」)。ハブラシが届きにくい箇所を把握してケアすることが大切です。

(図3)歯垢が残りやすいところ

(図3)歯垢が残りやすいところ

AA歯科医院での定期的なチェックも欠かせません

毎日のセルフケアだけでは、むし歯や歯周病の原因となる歯垢を完全に取り除くことや歯石を除去することは困難です。

正しい「予防歯科」とは、日々の「セルフケア」と歯科医院での定期的な「プロケア」の両方を組み合わせて実践するもの。年に2回は歯科医院で歯と口の状態をチェックし、セルフケアでは落とせない汚れの除去や予防処置、セルフケアの指導を受けるようにしましょう。

AAフッ素配合のハミガキを使用。すすぎは少量の水で

むし歯の発生と進行を防ぐためには、「フッ素を口の中に残す」ことがとても大切です。ハミガキの多くに含まれるフッ素には、①:エナメル質を修復する再石灰化を促進する ②:酸に溶けにくい強い歯にする ③:むし歯の原因菌の働きを弱め、酸が作られるのを抑える、などの働きがあり、歯の健康を守ってくれるのです。

ハミガキはフッ素(フッ化物)配合のものを使い、すすぎは少量の水で回数も少なめにしましょう。何度もすすぐと、口内に残るフッ素の量が減ってしまいます。

AAデンタルタフトやデンタルフロスの使用がおすすめです

ハブラシと共に、歯の状態にあわせたアイテムを活用しましょう。

例えば、部分みがき用の「デンタルタフト」なら、ハブラシの毛先が届きにくい箇所の歯垢もピンポイントで除去できます。歯間の汚れには「デンタルフロス」を、すき間の広い部分には「歯間ブラシ」を使うと効果的です。

また就寝中は、むし歯の原因となる細菌が最も増殖しやすい時間帯です。寝る前には、原因菌の増殖を抑える作用のある「デンタルリンス」を使うことを習慣にしましょう。

なお、歯や口の状態は人それぞれ違うので、アイテムの選び方や使い方は歯科医院で相談を。一人ひとりにあった「予防歯科」を今日から実践しましょう。