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歯みがき
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Qハミガキ剤ってやっぱり使ったほうがよいのでしょうか?
A ハミガキ剤は、歯垢(プラーク)を効率よく除去してくれますし、フッ素入りのものを使うことによってむし歯予防にも効果がありますから、お水を「ペッ」と吐き出せるようになったら、使った方がよいです。1才を過ぎたら、お水を「ペッ」と出す練習を始めるといいですね。子ども用にいろんな味のハミガキ剤が売られていますから、歯磨きを楽しい習慣するために、上手に活用してみてください。「今日は何味にしようか?」と声をかけてあげれば、自発的に歯を磨くようになるかもしれません。ただし、ハミガキ剤は食べ物ではありませんから、飲み込まないように注意してあげてください。 ハミガキ剤の役割
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Qフッ素塗布は、乳歯が生えてきたらすぐにした方がよいですか?
A フッ素は、生えたばかりの歯は歯質が未成熟であるため、早く行なうことは確かに必要です。ですから、理論的にはフッ素塗布は早ければ早いほど効果があります。けれども、乳歯が顔を出したからと言って、すぐに塗布しなければむし歯になるというものでもありません。初めてのフッ素塗布の目安になるのは、奥歯が生えたころ。あるいは「2才になったころがフッ素のタイミング」と覚えておくといいでしょう。
ただし、フッ素を塗った歯でも、絶対にむし歯が出来ないというわけではありません。定期健診を受けて、チェックしてもらうことも必要です。大切なのは毎日の歯磨き。ハミガキ剤が使えるようになったら、フッ素配合のものを選ぶといいでしょう。ママやパパの仕上げ磨きも忘れずにしてあげてくださいね。
むし歯を防ぐ「フッ素」の働き
歯みがき
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Qまだ、自分では上手に歯をみがけないのですが、ハブラシを自分で持たせてよいのでしょうか?
A お子さまがスプーンをにぎって口に持って来られるようになったら、ハブラシを持って磨くマネをさせてみましょう。はじめは、口に入れるだけだったり、ハブラシを噛んでしまうだけだったりと、歯磨きには程遠いですが、ハブラシに慣れるための一過程として、おおらかに見守ってあげましょう。
また、この頃はパパ・ママの真似をしたがる時期ですから、「一緒にみがこう!」と楽しそうに誘い、親子で歯磨きを楽しんでください。少しでも自分でみがけるようになったら、大いに褒めてあげてください。ママやパパの嬉しい顔が、何よりもお子さまのやる気を引き出すのですから。お子さまが上手にみがけないぶんは、ママやパパがしっかり仕上げ磨きをしてあげてください。
仕上げ磨きの仕方とコツ
治療
&検査
Q1才半健診でむし歯が発覚。近くにはふつうの歯科医院さんしかないけど、遠くの小児歯科まで行った方がよいのでしょうか?
A お子さまをむし歯の治療やフッ素塗布、定期健診に連れて行くなら、小児歯科が望ましいですね。治療内容には大きな違いはありませんが、子ども用の小さな器具が揃っていますし、乳歯のケアや、歯並びの管理など、年齢にあった治療や指導を受けることができます。
待合室や診療室が楽しい雰囲気になっていることが多く、子どもの扱いに慣れたスタッフが治療を行いますから、小さなお子さまでもそれほどストレスを感じずにすみます。
通える範囲に小児歯科がない場合は、パパ・ママのかかりつけの歯科医院で相談してみてはいかがでしょうか。むし歯は自然には治りませんので、早めに治療を受けることをお奨めします。
食事 Q甘いものは歯にはよくないとわかっているけど、おやつと言えば甘いものがほとんど。子どもが喜ぶ甘くないおやつって何でしょうか?
A この年齢のお子さまにとって、おやつは4度目の食事と位置づけられます。3度の食事だけでは摂りきれない栄養やエネルギーを補うのがおやつです。ですから、おやつイコールお菓子ではありません。くだものやおにぎり、サンドウィッチ、野菜スティックなどはいかがでしょう。イチゴやトウモロコシ、栗など、旬の食材を取り入れると、おいしさもまた格別です。飲み物は、清涼飲料水やジュースより、お茶か牛乳がいいでしょう。
また、甘いものが絶対にダメだというわけではありません。甘いお菓子を食べさせてあげるのも暮らしのアクセントとして楽しいもの。キャラメルやキャンディーのように溶けるまでに時間がかかるお菓子は、粒の小さいものやむし歯になりにくい甘味料(キシリトールなど)を使ったものを選ぶといいでしょう。口に残りにくいといった点では、プリンやアイスクリームなどのサラリとした形状のものもよいでしょう。ダラダラと食べ続けずに、決めた量を食べ終わったら歯をみがいたりお茶を飲んだりして、お口を清潔に保つ習慣をつけられるとよいですね。